修学旅行の作り方24 「長崎市内“高速”巡り」

出島を出発してから中華街、浦上天主堂、転がった鐘などを車中から見学し、
その後オランダ坂などに足を伸ばしつつ（↓ココ）

よく知らないけど有名なんだって、この坂

なんで有名なのか、みんなもよく分かってなかったみたい


それから車で走ること数分
A「言いにくいのですが…」
　「はい、もう言わなくていいです、ダッシュで行ってきます」
A「…そうですか」
そういって降り立ったのが大浦天主堂のまん前だった

　　大浦天主堂　公式HP

ここは「日本二十六聖人」のための教会だという
豊臣政権のころ、この長崎で日本の歴史上初めて
最高権力者によるキリシタンの処刑が行われたんだって
つまり日本で初めて殉教者が出たっていうことになるね
そのときの26人のための教会

この26聖人、日本よりもヨーロッパで有名だったらしくて、
ホント、世の中知らないことばっかりだ

そしてこの建物、日本唯一の洋風建築の国宝らしい
教会の中は撮影禁止なので写真は残っていないんだけど、
神秘的な空間なのでぜひ一度足を踏み入れてみてほしい


この教会のすぐ隣がグラバー園
幕末～明治期の豪奢な邸宅などを公園として整備したところだ

　　グラバー園　公式HP

名前になっている「グラバー」というのは人名（いや分かってると思うけど一応…）
こんな人↓




日本の近代化のために尽力した人、
と覚えておけばいいだろう

坂本竜馬などとも交流があったというよ

三菱財閥の顧問だし、
キリンビールの前身となる会社を作ったし、と
この人がいなければ、今の日本はなかったかもね






庭園は広大でとてものどか

できればゆっくり歩き回ってほしいねぇ
（なにしろ俺は走り回っただけで全然見られてないから！）

それからここがドッグハウスという場所

この地名に覚えがない人はしおりを隅から隅まで読みなおすように！
時間厳守だよ！


ちなみにこの園にはこんな感じのハートの石が三つくらい隠されてて
それを見つけると幸せになれるだか恋がかなうだか…






こんな石だって

行ったら探してみようね












これらの場所が長崎市内の代表的な観光スポットといっていい
この辺りは班行動で自由に歩き回ってもらうことになるので、
こんなのも参考にしつつ回る場所を決めてみてね
（他にも隠れたスポットはたくさんあると思うけれど、
　まずは代表的な場所を抑えておくといいかなー、と思うよ）

A「さ、よければ長崎はもう出ますよ」
　「行きますかね」
A「未練はありませんか？」
　「いや、そりゃあるにきまってるけれど…」
だってホテルを出てから1時間程度で上の行程を全部済ませたよ？
W「本番でくるってことで」
K「本番でくるんだからいいじゃない」
　「いや、まぁ、そうだけど…　俺は本部待機しなきゃなんでしょ…？」
K「そうなるだろうねー」
　「しょぼーん…」

長崎を後にして、向かうは佐賀県、吉野ヶ里