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三十三間堂へ


三十三間堂は京都の中でも好きな場所の1つ
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初めて訪れたのは高校の修学旅行なので、
かれこれ15年ほど前ということになる
それからも何度か足を運んでいるんだけど、
いつも紅葉の時期に重なっていて、
ゆっくりと仏像を鑑賞することなんてできなかった
今回やっと人のいないところでゆっくり鑑賞できたよ
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なんといっても迫力なのは1000体の千手観音だけど、
その前に並んでいる二十八部衆と風神・雷神も面白い
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人間の力って、すごいよね
こんなにたくさんの神様を想像する力
それを無数の努力を積み重ねて具現化する力
その作品を数百年も保存して後代に伝えていく力
いやはや、気の遠くなるような労力でござるよ


どこかの哲学者が人間の想像力の限界を示して
「人間が神を想像すると人間の形になる
 もしも馬が神を想像したら、馬の形になるだろう」
と言ったというけれど、確かにそれも一理ある
キリスト教の学者は頭がいいから、先回りして
「それは神が自分の姿に似せて人間を作ったからだ」
というけれど、
この仏像に限ってはニーチェの言うとおり
「人間が神を作った」わけだし、人間の形にもなるよなぁ

けど、それが悪いこととも思わない
どの仏像もリアルで個性的でよくできている
くちばしと翼があるやつ
髪の毛が蛇のやつ
目玉が5つのやつ
そのまま現代のフィクションに登場させても断然ユニーク
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どの仏像も戦いの格好をしていて、
甲冑を着込み、槍や剣などの武器を携えている
この辺りも当時の武人の格好をそのままあてはめているわけで、
現在神様を創造しようとしたら、
きっとアサルトライフルやバズーカ砲を抱えることになるんだろう
もっとも、今世界中を席巻している神様は「お金」ですけどね

ちなみにこの二十八部衆の説明パネル
日本語はすごくあっさりしているんだけど、
その下に併記してある英語での解説はとても丁寧
(俺、話す聞くはできないけど読めはするので)
なぜ英語の方が詳しいのか、理解に苦しむ
結構面白いこと、英語の方にしか書いてないとか
なぜ?
もしかして、国際都市京都に来るくらいなら
最低限の英語力くらいを身につけてこいってことだろうか
うかうかしてられませんぞ、高校生!
by backdraftid4 | 2013-02-20 21:50 | 京都旅
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